腎臓病の食事療法がうまくいくとからだの中に老廃物がなくなります!

水曜日 , 15, 11月 2017 腎臓病の食事療法がうまくいくとからだの中に老廃物がなくなります! はコメントを受け付けていません。

腎臓病の食事療法がうまくいくと、からだの中に老廃物(毒素)がたまりません。老廃物が排出される事で尿毒症にならず、腎臓病の進行具合を遅くする事が可能になります。だいぶ効果が出た場合には、腎臓病の進行は既に止まったのではないかと思うレベルで遅らせられるケースもあったりします。食事療法は困難だと捉えられがちですが、実際はそこまで厳しいものではありません。食事療法は、患者自身が自ら積極的に手掛けられる最善の治療方法です。体における3大栄養素に糖質・たんぱく質・脂質が存在します。糖質と脂質は体内で燃焼されてしまえば水と二酸化炭素に変わるので、腎臓や肺に居座り続けることはありませんが、たんぱく質は分解されると7~8割程度窒素を含んだ不要な老廃物になってしまうため、排泄時に腎臓に負担を与えてしまいます。なので、意図的にたんぱく質の摂取量を抑える必要性があります。体内機能を存続するためのたんぱく質の最低摂取量は体重1kg換算0.6g/日であり、一日分で言えば30~40gに相当します。食事を元にして得たたんぱく質は、体内で代謝され、不要なものは老廃物となり血液中にたまります。血液は腎臓でろ過され、不要な老廃物は尿として体外に追い出されます。たんぱく質を摂れば摂るほど、老廃物が増える事になるため、腎臓に及ぼす負荷が飛躍します。腎機能を損なわないためにも、たんぱく質の摂取量を調整する必要が出てきます。けれど、たんぱく質は人体を動かす重大なエネルギー源となるため、全く摂らない訳にはいけません。浮腫が際立っていたり尿量が明らかに少ない場合、塩分以外に水分の制限も付随してきます。こうした際の制限は、飲料水に限らず、食品自体が持つ全ての水分と考えます。浮腫自体が無い又は軽度の場合は制限が必要になるのは塩分のみです。この場合の水分制限は病気の状態や尿量から医師が特定します。脱水は腎臓機能を悪化させる要因になるので自身のみの判断で制限を行うのは宜しくありません。肉や魚・卵・豆腐にはたんぱく質が多く含まれており、食べ過ぎないように工夫する必要があります。甘い味付けの食べ物には思ったより多量のたんぱく質が入っています。お菓子は製造過程で小豆や牛乳・卵が使用されているので、エネルギーチャージが目的でも一度に多量を口にすれば、基準値を超えたたんぱく質を摂取する事になります。例を挙げますと、ドーナツ1つ当たりには卵1個相当のたんぱく質が入っています。腎臓病を発症した方の行う食事療法の趣意は、腎臓病の進行ペースを遅くさせる事と、体調を良好に保つことにあります。透析が必要無い保存期の間は、食事療法を手掛ける事で腎不全の進行ペースを抑えられ、結果として透析の導入時期を遅らせられます。この他、透析を要する状況となっても、なるべく体調を崩さずに透析に望むために、食事療法は必須なのです。クレアチニンは筋肉中に存在している物質から作り出される老廃物で、腎臓に達してろ過された後尿と合わせて体外へ排出されます。クレアチニン量は、個人の筋肉や運動量に付随します。ですので、高めの数値が出るのは大抵男性だったりします。筋肉の量が減れば、当然クレアチニンの数値も下がります。この他に、女性の場合妊娠時に、尿から排出するクレアチニンの量が多くなるために、クレアチニン値が低くなります。腎臓病を患う方にお勧めしたい、たんぱく質を抑えられる特殊食品が販売されています。このような商品を的確に用いる事が無理のない食事管理に繋がります。腎臓の機能が低下するにつれ、より厳正に食事を制限しないといけません。また、糖尿病の患者さんは血糖管理のため、エネルギー制限も伴います。自己の判断で適当に献立を決めずに、きちんとした知識を持つ医師や栄養士を頼るように心掛けましょう。カリウムは水に浸透しやすい事から野菜・芋類を献立に入れる場合、小さめのサイズに切って水さらしないしは茹でこぼしを実践した後調理に取り掛かりましょう。茹でる事で無くせるカリウムの値は、個々の食品や調理を行う際の水分量・形状・所要時間によって変化が見られます。ベースとしてはほうれん草などの緑黄色野菜の場合45%、いんげんなどの青豆類は30%当たりは削減できます。小さめに切ったり、茹でた後によく水を切ったり、きちんと搾る事で効果は高まります。腎臓病疾患に罹ると糸球体が損傷を受けるので血流が悪くなり、不要な水分やナトリウムが体内に蓄積しやすくなってしまいます。重ねて尿と一緒に除外されるような老廃物まで、体内に加算されていきます。こうした状況下になると、窒素が血液中で増加し、尿毒症の原因となったり、ナトリウムの数値が通常より増して高血圧を起こす危険性が高まります。故に的確な食事療法を設けて、一定の水分・塩分・蛋白質・エネルギーを摂り続ける必要があります。